2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧
◎歴史学が、考古学(=モニュメントの内部的記述)を目標としていることによる帰結の三番目 →「包括的歴史のテーマ、およびその可能性が消え去り始め、それとは大きく異なるものとして、一般的歴史と呼びうるものの輪郭が姿を現すということ。」 ○ここで言う…
「認識論的な行為および閾」 ・想像力との共犯が消え、認識の成熟が消滅する →新たなタイプの合理化とそれによる多種多様な効果の標定へ 「諸概念の転位および変換」 ・一つの概念の歴史の種類 ① その概念の段階的洗練、連続的に増大する合理性、その抽象化…
このブログは都内の大学生の勉強会の記録を垂れ流しにするものであります。 この夏は、ミシェル・フーコーの『知の考古学』(慎改康之訳、河出書房新社、2012年)の読書会をしており、その記録が中心となります。 現在の勉強会のスタイルは、毎回15ページず…